口頭 伝承。 研究フォーラム「口頭伝承と文字文化―日本の民俗社会における知識と情報の伝承」

口頭伝承と文字文化 ─ 日本の民俗社会における知識と情報の伝承 ─

文字で書かれた文芸に対立する概念で,でされる文芸のこと。 北の生活文化(アイヌの口承文芸 ) 北海道の口承文芸には、アイヌ民族のものと和人のものが存在する。

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口頭伝承〈ヨミ・カタリ・ハナシ〉の世界 / 福田 晃/岩瀬 博/花部 英雄【編】

第一の論点「メディア」に関しては、疫神の呪符・番匠巻物・易占書・刊本といった文字テキスト類が、様々な種類・性格の知識や情報、信仰的・呪術的な観念や心意を広範に流通させるメディアとして機能してきた実態と、文字テキストのメディアとしての機能の発現の前提となる識字能力に対する人々の民俗的なイメージについて。 [山室 静] 日本 口承文芸は民俗学の重要な研究対象であり、およその範囲は、日本民俗学の領域、すなわち有形文化・言語芸術・心意現象の3部門のなかの言語芸術に属する命名・新語と新文句・諺 ことわざ ・謎 なぞ ・唱え言・民謡・童唄 わらべうた ・語り物・昔話・伝説の諸項を含み、「口承文芸大意」(『日本文学』1932。 必ずしも文字のない社会の文芸とはかぎらない。

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伝承・説話・昔話

大まかに分けて、 1 語り物、 2 唄い、 3 語りと唄い、の三つに分類できよう。 しかし北欧でみると、8世紀後半のころから、新しい技巧を用いて個人的な心情をほとばしらせた詩人が輩出して、それまでの『エッダ詩編』に代表される叙事詩型から、いわゆるスカルド詩の時代に移る。 たとえば、20世紀になって初めて世界に知られた少数民族ティンディカ人の間にもかなりの民話が発見され、コーカサス(カフカス)のオセット人の伝説は、インド・ゲルマン語族の神話の古型を伝えていた。

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口承文芸とは

それらを通じて、記された文字自体が指示する意味以上の意味を文字や文書が持つに至る状況、巻物や書物などの文字の大量集成の形態が果たした意味や役割、文字・文書・書物を読む・書く・聞くといった実践行為が有する意味や機能といった、実際の生活現場でそれを操る人々との関係において、文字と口頭伝承の関係を検討する際に解明すべき重要な問題の所在を把握することができた。 また、毎月第3金曜日の19時から20時30分まで一般の方々向けの公開講座「キロロアン」を開催しています。 またアイヌ文化講座なども行っています。

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伝承・説話・昔話

さまざまな口頭文芸 アイヌの口頭文芸には、メロディーを伴って謡うように語るものもあれば、それよりは比較的単調に、話し言葉のようにして語るなど、さまざまな語り方をするものがあります。 しかし、それらは本州のものと比較したとき、実生活に密着した重い内容であることが多い。

伝承

物語の内容はやはりさまざまだが、時には空を飛んだり、切られても生き返ることができたりする超人的な英雄が、親の敵(かたき)を討つためや、連れ去られたいいなずけを取り返すために敵と戦った自分の身の上を物語る、というのが一般的である。 住所千葉県佐倉市城内町117• 2 としては、労働歌・儀式歌・恋愛歌・英雄叙事詩・子守歌などがある。 口承文芸が記録文学と異なる大きな特色として、作者と聴き手との関係をあげうる。